調査の目的
日本では、自分が望まないのに性的な行為をされた場合、された側は「性暴力」だと感じても、それが法的には犯罪として認められないことが多くあり、問題となっています。「性暴力」について、専門家のあいだでも様々な意見があり、必ずしも当事者の実体験や心情にそった理解が進んでいないのが現状です。
本調査では、実際に望まない性的な行為をされた経験のある男性の方からのお話を、ご自身による記述、あるいはインタビューにより募集します。皆さまのお話をもとに、「性暴力」にあうということについて、当事者の視点から理解し考えていくことが、本調査の目的です。
私たちは、いかなる差別もなしに、性的指向や性自認(性同一性)にかかわらず性暴力の被害に遭われたあらゆる方が安心して支援を受けられる社会を目指しています。
本調査の結果は、質的に分析を行い、調査にご協力くださった個人が特定できない形で、書籍や論文、研究成果発表等で発表し、より適切な法整備や支援制度の作成に生かしていきます。調査結果の発表・公表のイメージについては、こちら(調査結果公表ページ)をご参照ください。
※以前、女性を対象とした調査を行いました。本調査では、男性の方に調査を実施します。
ご協力の方法
書き込み、あるいは書き込みにプラスしてインタビューに回答いただく形で、経験をお聞かせください。
1.書き込み
ご自身の望まない性的行為の体験を、可能な範囲でお書きください。
書き込みは匿名でご回答いただけます。書き込みだけのご参加も、大変ありがたく思います。
2.インタビュー
望まない性的行為の経験を書き込んでくださった方で、ご協力いただける方を対象に、東京都内などの大学等の個室で個別インタビューを実施します。インタビューを行うのは心理師、看護師、調査者、または精神科医で、女性と男性がいます。
- インタビューは1時間から2時間程度を予定しています。
- インタビューにご協力くださった方には、些少ではございますが、3000円分のAmazonギフトカードをお送りいたします(インタビューにご協力くださった方のみで申し訳ありません)。
- 交通費はご自身でご負担いただくこととなります。
- 遠方にお住まいなどでご希望の方には、Zoomを使用してのインタビューを実施することも可能です。
- インタビューは、2022年度末頃までを予定しております。
- インタビューでお尋ねする主な内容は下記の通りです。
- 望まない性的行為の経験が、どのように発生したのか、そのプロセス
- その経験をした後、誰かに相談をしたり、何かの支援を求めたかどうか
- その経験は、あなたの心や身体、生活にどのような影響を与えたか
インタビューにご協力をいただける方は、最初に書き込みをお願いいたします。その後、もしよろしければ、メールアドレスを尋ねる質問にご回答ください。
ご協力頂きたい方
本調査では、過去の不快な経験を思い出すことで、お気持ちに負担がかかる可能性があります。そのため、以下の項目をすべて満たす方にご協力をお願い致します。
- 20歳以上の男性の方。
- 過去3カ月以内に、DV、IPV、性暴力、ストーカーの被害にあってない方。
- 過去3カ月以内に、自殺企画・自殺未遂のない方。
※上記に当てはまらない方は、ご自身の安全のため、本調査へのご協力はご遠慮ください。
性暴力被害の実態を社会に伝えるため、多くの方からのご協力をお待ちしております。
※調査にご協力いただけます方は、こちらから、体験談の書き込みにご協力ください。何卒よろしくお願い申し上げます。
